箱庭の住人 その10 蔦娘 ― 2013年07月30日
蔦娘。実はロビンちゃんという名前がある。
パペット属性は、イエソディア
上半身は少女、下半身は蔦で出来ているモンスターで、「我が身我が城を脅かす」として一時期クロヒメによって大きな黒い鳥籠に幽閉されていた時期がある。
蔦を箱庭の外側の世界まで伸ばし、箱庭以外の世界と繋がることに熱心。蔦の向こう側にいる誰かとある程度の繋がりができると「2人の世界の卵」を生む。卵は相手との繋がりが深くなるほど膨らんでいく。卵は彼女にとって大事なものらしく、愛しむ様に撫でさするのを見かける。
上辺の繋がりには全く興味がなく、心の深い部分を暴きあい刺激しあう関係をエロスだと主張し、また自身もそれを追求する。たいへん純真な性格で勇気があり、傷つく事を恐れず、また忍耐強く相手を見守る。が、これは生身でナイフを持って、何が飛び出すかわからない暗闇に突撃する行為に等しい上に、受けたダメージは箱庭全体に及ぶため彼女が突撃すると他の住人達は戦々恐々としている。配慮なくズケズケとデリケートな部分を根掘り葉掘りツッコんでくるので、心の準備のできてない他人にとってはたまったモノではない。
パペット属性は、イエソディア
上半身は少女、下半身は蔦で出来ているモンスターで、「我が身我が城を脅かす」として一時期クロヒメによって大きな黒い鳥籠に幽閉されていた時期がある。
蔦を箱庭の外側の世界まで伸ばし、箱庭以外の世界と繋がることに熱心。蔦の向こう側にいる誰かとある程度の繋がりができると「2人の世界の卵」を生む。卵は相手との繋がりが深くなるほど膨らんでいく。卵は彼女にとって大事なものらしく、愛しむ様に撫でさするのを見かける。
上辺の繋がりには全く興味がなく、心の深い部分を暴きあい刺激しあう関係をエロスだと主張し、また自身もそれを追求する。たいへん純真な性格で勇気があり、傷つく事を恐れず、また忍耐強く相手を見守る。が、これは生身でナイフを持って、何が飛び出すかわからない暗闇に突撃する行為に等しい上に、受けたダメージは箱庭全体に及ぶため彼女が突撃すると他の住人達は戦々恐々としている。配慮なくズケズケとデリケートな部分を根掘り葉掘りツッコんでくるので、心の準備のできてない他人にとってはたまったモノではない。
箱庭の住人 その9 クロヒメ ― 2013年07月26日
クロヒメ。一人称は「妾」。武家のような言葉遣いをする。
白黒城に1人で住むお姫さま。自分の好きなものだけで出来た城の中で1日を過ごす。
クロヒメは、あらゆるものを、好き=白、嫌い=黒、どうでもいい=グレーの色に変えてしまう存在でつねに彼女が塗りつぶしたモノクロの世界にしか居ることができない。ただし瞳にだけは色が入っていて、彼女の好みが変わると瞳の色も変化する。しかしクロヒメ本人ががそれを知ることは不可能である。
自分の好き嫌いに絶対の自信を持っており、異論は認めない。とてもワガママで、妥協や融通といった言葉を知らない石頭。オールオアナッシング。周囲が認めるまで、自分のこだわりを訴えつづける。それでも通らないのなら、自分から消えてしまう。ぶつぎり君がクロヒメを担いで、彼女を満足させる為に東奔西走する姿をたびたび見かける。
ワガママ放題のお姫様なのだが、住人たちは何故かクロヒメのこだわりには一目置いており、何かと考えを譲ったり、協力したりと甘やかしている。
白黒城に1人で住むお姫さま。自分の好きなものだけで出来た城の中で1日を過ごす。
クロヒメは、あらゆるものを、好き=白、嫌い=黒、どうでもいい=グレーの色に変えてしまう存在でつねに彼女が塗りつぶしたモノクロの世界にしか居ることができない。ただし瞳にだけは色が入っていて、彼女の好みが変わると瞳の色も変化する。しかしクロヒメ本人ががそれを知ることは不可能である。
自分の好き嫌いに絶対の自信を持っており、異論は認めない。とてもワガママで、妥協や融通といった言葉を知らない石頭。オールオアナッシング。周囲が認めるまで、自分のこだわりを訴えつづける。それでも通らないのなら、自分から消えてしまう。ぶつぎり君がクロヒメを担いで、彼女を満足させる為に東奔西走する姿をたびたび見かける。
ワガママ放題のお姫様なのだが、住人たちは何故かクロヒメのこだわりには一目置いており、何かと考えを譲ったり、協力したりと甘やかしている。
箱庭の住人 その8 根子 ― 2013年07月26日
根子。読み方は、ねこ。
パペット属性は、マルセル
マンモス団地に住む、見た目も成績も性格も趣味も、「普通」の中学生。校内生徒の割合が最も高い団地住まいの女子達の名前は、根子という。1人ではなく、女子達全員が根子。
根子は、皆同じ店の服を着て、同じスーパーの食材でできた食事を摂り、同じ文具店の筆記具を使う。クラスの中でグループを形成し、何をするにも一緒に行う。髪の長さごとにとる髪型も決まっていて、身の回りにある同じ趣味の小物や髪形を「かわいい~」と褒めあうのが日課。
マジョリティ至上主義の女の子で、数が多い=普通であり、普通こそ力であり正義だと信じている。多数派と常に同じ行動を自分にも他人にも適用することで安心し、またそれが正しい事だと主張する。マイノリティは劣等分子であるとし、よく非難や攻撃の対象となる。そしてまた自分達も少数派になることを非常に恐れている。大人数の集団に所属するが、リーダーはおらず、率いる者も、責任を取る者もいない。皆がやるから自分もやるのであり、皆がそうであるから、自分も悪くないのである。
パペット属性は、マルセル
マンモス団地に住む、見た目も成績も性格も趣味も、「普通」の中学生。校内生徒の割合が最も高い団地住まいの女子達の名前は、根子という。1人ではなく、女子達全員が根子。
根子は、皆同じ店の服を着て、同じスーパーの食材でできた食事を摂り、同じ文具店の筆記具を使う。クラスの中でグループを形成し、何をするにも一緒に行う。髪の長さごとにとる髪型も決まっていて、身の回りにある同じ趣味の小物や髪形を「かわいい~」と褒めあうのが日課。
マジョリティ至上主義の女の子で、数が多い=普通であり、普通こそ力であり正義だと信じている。多数派と常に同じ行動を自分にも他人にも適用することで安心し、またそれが正しい事だと主張する。マイノリティは劣等分子であるとし、よく非難や攻撃の対象となる。そしてまた自分達も少数派になることを非常に恐れている。大人数の集団に所属するが、リーダーはおらず、率いる者も、責任を取る者もいない。皆がやるから自分もやるのであり、皆がそうであるから、自分も悪くないのである。
彼女が手に持っている「常識の鎖」は、所属する集団の人数が多いほど輪の数が増え、長く頑丈なものになる。この鎖はマイノリティの捕縛や、マジョリティ構成メンバーの離脱を防ぐ囲いとして使われる。とても防御力が高く、ダメージを受けにくいので、当面の安心安定を望む者は、長い鎖で囲われた根子たちの集団の中に入ると良い。
箱庭の住人 その7 スカーレット ― 2013年07月23日
スカーレット。「おばさん」と言われるとキレるので、呼ぶときは「お姉さん」で。
パペット属性は、ドグラ
箱庭の住人たちを周っては「成果をだしなさいよ!成果をー!」とムチを振り回しているおb…お姉さん。好きなものはお金と権力。ブランド物が大好きで、自分のステータスを高めるために日々頑張っている。嫉妬深く、自分よりも上をいく人間が同世代や年下だと途端に憎たらしくなる。
彼女の目的は、成功する事で多くの人に注目され賞賛され、自分の名前を社会に知らしめる事。ガラス玉おばけと一見似ているようだが、一瞬の享楽でなく偉人のように長く周囲から尊敬と畏怖の感情をもって見られたい、という点で大きく違っている。いつか「師匠」と呼ばれるのを夢見ている。
成功のためには、不断の努力と成長が必要である事を知っている。向上心が高く粘り強く、あきらめない。成果主義者で人の上に立つのが好きなので指導者をかって出ることが多く、ついてくる人には好意的で温かく接する。しかしこれはギブアンドテイクの精神から。あと、その方が「できた人間」に見えるから。成長の見込みのない者や、関わってもメリットが無いと判断した者は容赦なく切り捨てる。自分に対する情熱は人一倍強い反面、自分以外の人は利用するもの、と考えている冷たい人。
パペット属性は、ドグラ
箱庭の住人たちを周っては「成果をだしなさいよ!成果をー!」とムチを振り回しているおb…お姉さん。好きなものはお金と権力。ブランド物が大好きで、自分のステータスを高めるために日々頑張っている。嫉妬深く、自分よりも上をいく人間が同世代や年下だと途端に憎たらしくなる。
彼女の目的は、成功する事で多くの人に注目され賞賛され、自分の名前を社会に知らしめる事。ガラス玉おばけと一見似ているようだが、一瞬の享楽でなく偉人のように長く周囲から尊敬と畏怖の感情をもって見られたい、という点で大きく違っている。いつか「師匠」と呼ばれるのを夢見ている。
成功のためには、不断の努力と成長が必要である事を知っている。向上心が高く粘り強く、あきらめない。成果主義者で人の上に立つのが好きなので指導者をかって出ることが多く、ついてくる人には好意的で温かく接する。しかしこれはギブアンドテイクの精神から。あと、その方が「できた人間」に見えるから。成長の見込みのない者や、関わってもメリットが無いと判断した者は容赦なく切り捨てる。自分に対する情熱は人一倍強い反面、自分以外の人は利用するもの、と考えている冷たい人。
箱庭の住人 その6 受難天使 ― 2013年07月22日
受難天使。天使なので性別は無い…けどナゼか受難君と呼ばれるので二人称も彼としておこう。
パペット属性は、エラー
背中に折れ腐り骨だけ残った翼のついている自称堕天使。羽の代わりにトケイソウを巻いている。過去、ある人物とっての「天使」だったらしいのだが、その人物の期待を裏切ったため今のようになった。彼の名乗る受難とは災難を被るの意味でなく、神学用語でキリストの捕縛から処刑までの間における苦痛のこと。その名の通り、全部の罪と罰をまとめて受ける、あるいは受けたがっている人物である。
箱庭の住人が引き起こす厄介事はもちろん、他人の苦労から離れた場所の災害まで自分のせいだと思っている罪悪感のカタマリで、自分に絶望している。何処までも罪深く、果てしなく深く罰を受けねばならないと常に自分を責めている。今にも自殺しそうな精神状態だが、本人曰く「死んでラクになるなんて罪深い。生き続ける方が苦しいからこっちを選んでいる」とのこと。
パペット属性は、エラー
背中に折れ腐り骨だけ残った翼のついている自称堕天使。羽の代わりにトケイソウを巻いている。過去、ある人物とっての「天使」だったらしいのだが、その人物の期待を裏切ったため今のようになった。彼の名乗る受難とは災難を被るの意味でなく、神学用語でキリストの捕縛から処刑までの間における苦痛のこと。その名の通り、全部の罪と罰をまとめて受ける、あるいは受けたがっている人物である。
箱庭の住人が引き起こす厄介事はもちろん、他人の苦労から離れた場所の災害まで自分のせいだと思っている罪悪感のカタマリで、自分に絶望している。何処までも罪深く、果てしなく深く罰を受けねばならないと常に自分を責めている。今にも自殺しそうな精神状態だが、本人曰く「死んでラクになるなんて罪深い。生き続ける方が苦しいからこっちを選んでいる」とのこと。
受難が罪の意識に苦しみだすと有刺鉄線が作られる。これは箱庭の住人の足元の影と繋がっていて、影から伸びて住人に絡みつき、鉛のような重たさと鋭い痛みで住人を動けなくしてしまう。これを責めても受難は増長するだけなので非常に厄介なのだが、悔恨や反省をもたらしてくれる一面も持っている。
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