箱庭の住人 その6 受難天使2013年07月22日


受難天使。天使なので性別は無い…けどナゼか受難君と呼ばれるので二人称も彼としておこう。
パペット属性は、エラー

背中に折れ腐り骨だけ残った翼のついている自称堕天使。羽の代わりにトケイソウを巻いている。過去、ある人物とっての「天使」だったらしいのだが、その人物の期待を裏切ったため今のようになった。彼の名乗る受難とは災難を被るの意味でなく、神学用語でキリストの捕縛から処刑までの間における苦痛のこと。その名の通り、全部の罪と罰をまとめて受ける、あるいは受けたがっている人物である。

箱庭の住人が引き起こす厄介事はもちろん、他人の苦労から離れた場所の災害まで自分のせいだと思っている罪悪感のカタマリで、自分に絶望している。何処までも罪深く、果てしなく深く罰を受けねばならないと常に自分を責めている。今にも自殺しそうな精神状態だが、本人曰く「死んでラクになるなんて罪深い。生き続ける方が苦しいからこっちを選んでいる」とのこと。

受難が罪の意識に苦しみだすと有刺鉄線が作られる。これは箱庭の住人の足元の影と繋がっていて、影から伸びて住人に絡みつき、鉛のような重たさと鋭い痛みで住人を動けなくしてしまう。これを責めても受難は増長するだけなので非常に厄介なのだが、悔恨や反省をもたらしてくれる一面も持っている。

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