箱庭の住人 その8 根子 ― 2013年07月26日

根子。読み方は、ねこ。
パペット属性は、マルセル
マンモス団地に住む、見た目も成績も性格も趣味も、「普通」の中学生。校内生徒の割合が最も高い団地住まいの女子達の名前は、根子という。1人ではなく、女子達全員が根子。
根子は、皆同じ店の服を着て、同じスーパーの食材でできた食事を摂り、同じ文具店の筆記具を使う。クラスの中でグループを形成し、何をするにも一緒に行う。髪の長さごとにとる髪型も決まっていて、身の回りにある同じ趣味の小物や髪形を「かわいい~」と褒めあうのが日課。
マジョリティ至上主義の女の子で、数が多い=普通であり、普通こそ力であり正義だと信じている。多数派と常に同じ行動を自分にも他人にも適用することで安心し、またそれが正しい事だと主張する。マイノリティは劣等分子であるとし、よく非難や攻撃の対象となる。そしてまた自分達も少数派になることを非常に恐れている。大人数の集団に所属するが、リーダーはおらず、率いる者も、責任を取る者もいない。皆がやるから自分もやるのであり、皆がそうであるから、自分も悪くないのである。
パペット属性は、マルセル
マンモス団地に住む、見た目も成績も性格も趣味も、「普通」の中学生。校内生徒の割合が最も高い団地住まいの女子達の名前は、根子という。1人ではなく、女子達全員が根子。
根子は、皆同じ店の服を着て、同じスーパーの食材でできた食事を摂り、同じ文具店の筆記具を使う。クラスの中でグループを形成し、何をするにも一緒に行う。髪の長さごとにとる髪型も決まっていて、身の回りにある同じ趣味の小物や髪形を「かわいい~」と褒めあうのが日課。
マジョリティ至上主義の女の子で、数が多い=普通であり、普通こそ力であり正義だと信じている。多数派と常に同じ行動を自分にも他人にも適用することで安心し、またそれが正しい事だと主張する。マイノリティは劣等分子であるとし、よく非難や攻撃の対象となる。そしてまた自分達も少数派になることを非常に恐れている。大人数の集団に所属するが、リーダーはおらず、率いる者も、責任を取る者もいない。皆がやるから自分もやるのであり、皆がそうであるから、自分も悪くないのである。
彼女が手に持っている「常識の鎖」は、所属する集団の人数が多いほど輪の数が増え、長く頑丈なものになる。この鎖はマイノリティの捕縛や、マジョリティ構成メンバーの離脱を防ぐ囲いとして使われる。とても防御力が高く、ダメージを受けにくいので、当面の安心安定を望む者は、長い鎖で囲われた根子たちの集団の中に入ると良い。
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