箱庭の住人 その11 ヴォルク2013年08月02日

ヴォルク。無口。
パペット属性は、シモン。

全身溶岩で出来た竜族の少年…の割りに大人びている。口数が少なく無愛想。力の強い住人などに阻まれ動けなくなっている者の前に颯爽と現れ、障害をぶった斬って去っていく。
「オレが斬ってなかったら、オマエが死んでいただろう」
クロヒメの檻に閉じ込められていた蔦娘を解放したのも彼である。
一瞬で目前のものを破壊する力は凄まじいので、行き詰った状況を打破したい時や箱庭の勢力バランスの偏りを直したい時に役に立つ。

性格は非常に短絡的。今そこにあるものをとにかくブッ壊したいという衝動があるのみで、複雑な思考能力を持たない。住人の不満を感じ取る能力があり、不満が集まるほど衝動は高まっていく。
衝動の捌け口が見つからないと、破壊によるリセットを求め始め「今すぐ天変地異でも起きればいいのに…」とかつぶやきだしてアブナイので、弱った住人の傍において適度に働かせておくといい。

手を変形させ溶岩の刃にすることができ、これで相手を斬り伏せる。刃には神経が通っているので斬った時に痛みを生じるほか、斬られた相手の痛みを感じることもある。痛みが強すぎると助けてもらう住人にも及ぶ場合があるので、ときに勇気が必要となる。

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