嗜好回路が30さい2007年07月06日

思考回路ではありません。嗜好回路です。

生活や趣味に変化が現れる前後に
本屋さんがあると、フラフラっと立ち寄り
興味のある雑誌やムックなどを、フラフラっと買ってしまいます。
特にここ1~2ヶ月くらいは、仕事にも生活にも
変化が生じている時期なので、たくさん買いました。
そしてひとまず積み上げられているこれらの本。
一体どんな本だったのか、ちょっと振り返ってみることにしました。

・簡単なビジネス書 2冊
 …これからおうちの中で働くことになったので
 自立的な働き方と、自己スケジュールの管理の入門に。

・イラストレーター向けの本
 …今後の仕事の参考用。

・切り絵の本
 …イラストの資料&モチベーションアップ用。

・雑誌
 …クウネル、天然生活、REALSIMPLE、psiko
 全部ライフスタイル、インテリア、家事関係の本。
 記事が全体的に好み。買ってすぐに喫茶店に寄り
 コーヒー飲みながら、ゆっくり読む。

・ヨガの本
 …リラックスを促し、自律神経を整えるのに効果的らしい。
 ナスはすぐにセカセカする&常に自律神経失調気味なので
 これらの予防と解消に。30秒位でできるものが多く、よく効く。

・料理の本
 …野菜が1種類でもあればできちゃうおかずの本。
 残り野菜の調理に困らないだろうと思って購入。

………。
前半4冊は仕事に関係あるものとして
後半6冊は…なんていうか…アンタ、主婦ですか?って内容の
本ばっかりですがな!
「多くの30代、40代女性が…」とか
「子育て」とか「マイホーム建築」とか
主婦的キーワードが本文中に盛りだくさんですよ!
買い上げ時、店員が勝手に袋に入れるチラシが全部
「おうちに届く安全で新鮮な野菜」という始末ですよ。
「ビジネスですぐに役立つ英会話」とかじゃないんですよ。

こんな本ばかり買っていて、実は25さいなんですが
上京してすぐ位からずっと、ナチュラル&アンティークな
インテリアが大好きです。
これも30代主婦層に大人気のインテリアスタイルですね。

元々年齢不詳タイプというか…
年相応の事を、ちっともやらないコなのですが
今まではどっちかというと、年の割りに子供っぽいタイプでした。
ところが最近では、年の割りに老けているタイプに移行したようです。
…いやまてよ、かといって道端の雑草をすぐにちぎったり
木登りしたり、スーパーの鮮魚にいちいちワクワクしたり
子供っぽさが全然抜けてないぞ。

てことは
子供っぽいおばちゃんのようなワカモノに?
うわっ、凄いヤな響き!!!

新入社員フタタビ?2007年07月21日

20の頃から会社でゲーム作ってたのですが
6月から個人で営業を始めて、
フリーの絵描きやとゲームのグラフィッカーを
やっちょりますです。

基本的に業務内容は今までとほぼ同じだろ…と思いきや
7月からいただいてる絵の仕事は
みんな印刷用のもので、勝手が全然違ってて
基本的なミスを犯しまくっております…!ヒー!
緊張が上回って取引先との会話内容が把握できてない。
初めての作業が意外と多くて手際が悪い。
仕事のペースがコントロールできず目眩してきた…
気分的に新入社員だった時の、テンパり具合が
丸ごと戻ってきた感じです…おわぁー

そしてゲームの仕事が来ないw
イマドキのゲームで使うスキルを
あんまり持ってないからなぁ…習っとくか…うーむ。

6年ほど会社に居て気づいたのは
性格&スキル的には絵描き向き。
仕事に対する意気込みとしてはゲーム向き。ということ。

どっちつかずは、どちらもできない…と
今までは思ってたんですが
どっちつかずなら、どっちもやってしまえ…と
思うことにしました。←欲張り

これからどうなっていくのか判らないけど
絵もゲームも、芯の部分は譲らないように…
ごはんを食べるのに精一杯で、大事なものを
見失わないように、働いて暮らしていきたいな。
ちょっと今、不慣れでテンパってるけど!(笑)

雲に隠れる2007年07月27日

河合隼雄氏が19日に死んじゃってたのを知った。がーん。
1年半くらい前?には、まだテレビに出てたから
元気なものだと思っていたが…!
かなりのおじーちゃんだったし、著作上でも
そろそろみたいなコト書いてた(苦笑)からなぁー。

4年位前に、精神的に物凄いピンチな時期があって
ペル2を介してユングを知って
これに伴ってユング心理学って何ぞや?と思ってた頃に
人に薦められた「コンプレックス」って本を読んだのが出会いでした。

心理学っていうと、難解な言葉が多そうな上に
感情などのあやふやなものを型にはめそうで
イマイチとっつきにくかったんだが
(フロイトの話とか読んでると「何じゃそりゃ!」と思うので)
この人の本は、読めば読むほど意識の世界が広がるのを感じた。
どん底の精神状態が、癒しでもなく指導でもなく
思考範囲の広がりを以って回復したというか。
回復…じゃないな、最大MPと回避率の上昇?
なんというか、心がひとまわり成長する感じがした。

助けてくれ!て思いで読むとヒラリとかわされ
ボーっと読む言葉の一片に、強烈に自身と一致する部分を発見する。
ひらひらと漂っていて掴めない、いーかげんなんだけど
遠く離れて消えてしまうこともない
頼りないけど、どこか安心感のあるじーさんが
本の向こうにいるような気がした。

数冊著作を読んだところで飽きて(←飽きるなよ)
何年も放っぽってたけど、何だか急に寂しくなったので
たくさん本も出ていることだし、また読み始めようか…