新年ご挨拶2012年01月04日

あけましてオメデトウございます!
昨年はおかげさまでサイト10周年を迎え、交流の幅も広がり感謝の多い一年となりました。
2012年、より一層楽しくて刺激的な1年にしようと思います!
チョット遅くなってしまいましたが、TOPにお年賀イラストを置いておきました。
長くて1月いっぱいの間は飾っとこうと思います。

今年も好き勝手に描きたいもの書きたいものやりたい放題の予定ですが(笑)
本年も当サイト&ブログをよろしくお願いいたします。ぺこり。

お絵描きってステータスなの?2012年01月07日

ツイッターをやるようになって、別に求めては居ないんだけど、ふとした時に色々な人の意見や声が耳に入ってくることが多くなりました。
そんな中で一際個人的にひっかかるというか、違和感がある話題があって、それは「絵師」というものについてなんですが。私はこの言葉をあまり使わないこともあって詳しく知らないのだけど、文脈から察するにプロアマ問わず、絵を描いて公表している人の総称?なのかな?
絵師と、絵師にまつわる話題をネット上でかなり頻繁に目にします。
で、ひっかかる話題というのが、主に絵の上達に関する話題。
いわゆる、絵が上手くなりたい云々って話でそれ自体はよくある内容なんですが、それをとりまく人たちの空気が今までと違う…妙な違和感があったのです。
なんというか…今までって絵を描きたくて描いている人、が殆どだったと思うんですが
最近は、絵を描く人になりたがってる人、がいる感じがする…。
絵を描いて出してという行為がやがて絵描きという肩書きになっていくはずなんですが
絵描き、という肩書きを目標にして描く人たちがいるみたい??

運動ができない、勉強ができない、顔や体型が美しくない、お金持ちじゃない…みたいなコンプレックスの一つに、絵が上手じゃない、が入っちゃっているような…フシギ!今までそんな話聞いたこと無かったのに。いわゆる人の付加価値と捉えられがちな…身もフタもない言い方をすれば、ステータスやモテ要素みたいなものの一つに、絵が上手に描ける。ってのが該当してしまってる感じがした。そして私の感じた違和感の正体はコレだったようで。

絵を描く人。今、この中にただ描きたくて描いている人と、自分の人気を高めたくて絵を描いている人がいるのだとすれば、例えば練習にしても、完成までのモチベーションにしても、見せたときの反応の受け止め方にしても、後者の方がツラいんじゃないかなぁ…。動機が自分の中じゃなく、他者の反応にあるので、誰かに「上手だね!もっと描いて!がんばって!」って燃料を投下して貰わないといけないわけで。しかしその誰かを獲得するには、まず燃料ナシに人気の出る絵を描かないといけない。だけど自前で原動力が作れないわけですからコレはキツいだろう…。

主にオタク方面の人の中にこの妙な空気を見かけます。でも、何かのファンは一芸なくてはいけないなんてことは無いと思うのです。凄腕の攻略者だとか、知識やコレクションの量だとか、絵や文章が上手いとか…確かに凄いなあとは思いますが、それって正直なところファンの価値とは全く無関係の要素だと思います。というかファンの価値って?上下って何だ?何らかの作品が好きだからこそファンなんであってその中に価値の有無も上下も何もないと思いますが。

という考えに至ったのだけど、もしかしたら凄い見当違いかもしれないし
むしろ見当違いのほうが嬉しいんですけどね。